「貸し会議室」の活用で面接のコストを削減!

昨今は、上記のような会議室のレンタルサービスを展開する企業が、都内を中心に増えています。

貸し会議室とは、その名前とは異なり、会議だけではなく多目的のために作られた部屋です。最近のトレンドとして、自社での面接ではなく、貸し会議室で行う企業も少なくありません。少人数から大人数に対応したさまざまなシチュエーションに対応しており、面接シーズンとなる6月以降になると多くの貸し会議室は面接会場として使用されています。

貸し会議室で面接を行う目的

貸し会議室の一般的なイメージは会議専用のレンタルスペースとして思い浮かぶ人が少なくないはず。

しかし、貸し会議室の目的は会議だけにとどまりません。近年では、講演会やセミナー、そして面接など多くのシーンで、貸し会議室は活躍をしています。企業が貸し会議室を使う主な目的は、“面接をする十分なスペースが確保できない”ためです。また、貸し会議室は駅近郊に多く設置されており、面接を受ける学生などの心理的な不安を少しでも取り除こうとする試みの一つとしても利用されています。

また、自社で面接する場合、面接をしている声が外にもれたり、会議室がガラス越しにみえてしまったりします。会社側としては応募者と面接官の信頼を保つため、できるだけ音のもれない貸し会議室を選ぶようにしているようです。

貸し会議室を使用するメリット

貸し会議室で面接をするメリットとして、コスト削減効果が見込めます。

自社内で面接をすると、社員に面性の音が聞こえてしまい。仕事に集中できません。そのため、効率が落ちてしまい最終的に残業などのコストがかかってしまいます。その点、貸し会議室で面接をすると、社員はもちろん、面接中の様子などをみたり、聞かれたりすることなくできます。

会社としては会社の成長に使がる優秀な社員を採用するのですから、応募者ひとり一人とじっくりと向き合える貸し会議室を選ぶのです。

貸し会議室を上手く利用するコツ

貸し会議室で面接をする秘訣は、相手の良さを引き出すための空間の演出することです。

面接官は、限られた時間の中で応募者を選定し、採用をするか否かを決めなければなりません。応募者の資質を見抜くためには、普段の状態で話ができるよう、緊張を取り除くことが不可欠です。貸し会議室は希望によって部屋の雰囲気や内装などを細かく選ぶことができるので、互いに落ち着ける環境の部屋を選ぶようにしましょう。

また、応募者のために待合室を用意して、考える時間を与えるのも面接をするうえで重要なポイントとなります。そうすることで、応募者の普段の姿を少しでもみられるので、採用の採否を決めやすくなるのです。